
手前に陰性水草、奥に陽性水草を配置した初めての水草水槽
本水槽は、60cm水槽に陽性水草と陰性水草を組み合わせた、落ち着きあるレイアウトです。生体はグッピーとヤマトヌマエビ。水草の育成と水景の美しさそのものを楽しむ構成となっています。
使用している水草とレイアウト構成
主に使用している水草は、アヌビアス・ナナやミクロソリウム・プテロプスなどの陰性種です。これらはCO2添加なしでも安定して育成できるため、初心者でも扱いやすく、管理の手間も抑えられます。
周囲に水草をバランスよくレイアウト。自然な陰影と奥行きを演出しています。
管理スタイルとレイアウトの意図
水換えは週1回程度、肥料は基本的に無添加。CO2は化学式で添加のため、手間のかからない維持スタイルを実現しています。
生体を最低限にすることによって、水質や照明を水草に最適化することで、レイアウト本来の美しさを際立たせています。
まとめ:水草レイアウトを純粋に楽しむ
陰性水草の調和が生み出すシンプルな美しさは、見ていて心が落ち着く水景です。限られたスペースでも工夫次第で深みのあるレイアウトが作れる好例といえるでしょう。